銀行が融資出来ない理由

融資できない四つの理由 最近テレビの経済討論番組などで、この大不況の原因について、学者も評論家も口をそろえて同じような発言をしています。「資金需要が湧いて来ないのが原因です」「企業は債務返済に熱心で、設備投資意欲が戻ってこない」「借り手がい…

中国デフレ

最近、躍進の目覚しい中国がグローバル・デフレの元凶とされて、日本を始めとする諸外国から人民元切り上げを求める声が高まっている。しかし、中国と日本の経済関係が競合的というより補完的であることを考えれば、人民元の切り上げは日本にとって、製品に…

デフレは終わらない

そんな簡単にデフレは終わらない 16:15デフレの対する認識がまだまだわかっていない人がおおすぎる。日銀が通貨発行を増やせばいいという、いわゆるリフレーションを推移する人たち、(リフレ教)がよくいる。もし通貨発行が、デフレの危機が脱する事ができ…

日本の政治家の無策

日本の将来を考えているのか? 政治家は数の論理だけで各政党は動いている これで日本は良くならないだろう 企業も海外流出 空洞化である中国は国を上げて資源確保、技術開発、企業買収を行っている AEANとインドは関税撤廃に6年後を目指して計画を立ててい…

消費税引き上げか?

IMF声明>「日本、消費税引き上げを」財政健全化求める 5月19日21時30分配信 毎日新聞 国際通貨基金(IMF)は19日、「日本政府は11年度には財政再建を開始し、消費税を徐々に引き上げていく必要がある」とする声明を発表した。日本の財政が先進国…

日本の破たん

わが国の財政悪はかなり前からいわれていますが、今年になって「日本破綻」なる本が売れていることから、筆者の元にも日本は大丈夫なのかという取材等がポツポツ来ています。結論から言えば、楽観はできないものの1〜3年などという近い将来の間に日本経済が…

スローライフな時代

今の日本は不景気だ。日本経済は「不景気→収入が減る→支出を減らす→更に不景気」というデフレ・スパイラルに突入しているようだが、20世紀後半の日本経済は(長期的に見れば)ずっと拡大していた。「好景気→収入が増える→支出を増やす→更に好景気」という…

政治の無策

携帯電話のコスト削減のために、東芝はついに国内生産撤退を決めた。シャープも輸出を大幅に減らし、海外で販売する液晶テレビは海外に生産委託していくという。東芝やシャープが国内生産を縮小 また、5月21日の日経新聞一面トップの見出しは衝撃的だった。 …

日本の空洞化

日本は優先順位も決められず… 「このままでは取り残される」と経済産業省の危機感は強い。アメリカ政府が電気自動車関連産業に出している補助金のリストに、日本の戸田工業の名があった。30億円を得てアメリカに工場を作るという。リチウムイオン電池の材料…

日本産業の空洞化

<テレビウォッチ>急成長するアジアの活力を日本の成長にどうつなげるか。シリーズ「アジア新戦略」で、この動きをさぐる。まずは、企業の動きと国の戦略。焦点はASEANとインドだ。 先月、インドに日産の工場が完成してマーチの新型車がラインを出た。今後1…

昭和恐慌に学べ

どうすれば、経済危機を乗り越えることができるのか。 米国が大恐慌を克服したのは、財政支出を増やしたニューディール政策とともに当時の世界標準だった金本位制をやめた点も大きい。金融政策の自由度を高め、金融機関に大量の資金を供給。資産価格下落を止…

財政支出では景気回復に効果は期待できないすべらないFXを超体験 前回は、国民、銀行、政府の3者で資金をぐるぐる回して何とかこれまでやりくりしているうちに国債残高が膨れ上がってきた構図について解説しました。その後、僕も同様の議論をしているブロ…

円高の謎

円高の謎 なぜ不況で借金大国の「日本円」が世界中の投資家に人気なのか 3月7日13時40分配信 MONEYzine 画像 今週は4日に東京外国為替市場で88円14銭程度まで上昇し、2009年12月10日以来ほぼ3カ月ぶりの高値を付けた。急激な円高は輸出企業に不利となり、日…

日本経済破たんか?

今週の週刊朝日に藤巻健史氏の「日本経済は1年で破綻する」という記事が載っていた。 1年後かどうかはわからないが、数年で破綻してもおかしくはないと私は思う。 「破綻する」というのは具体的に言うと、国債が売れ残って予算が組めなくなると言うこと。 必…

日銀は地方経済を理解してるのか?

東京 18日 ロイター] 白川方明日銀総裁は18日、金融政策決定会合後の記者会見で、インフレターゲットを採用しているかどうかは、金融政策の枠組みを議論するうえで、意味のある論点ではなくなっていると指摘した。 総裁は現在の日本の金融政策について…

日本経済の二番底

前回に引き続き、リーマンショック後の経済を振り返りながら、これからの経済の動きを考えていきます。ようやく日本経済も回復の兆しが見えてきたところですが、ここで気になるのが“二番底”はやってくるのか? という点です。どのような問題点があるのか、数…

20年先もデフレ?

11月下旬に政府がデフレ宣言をして以降、「日本のデフレはどのくらい続くのですか?」という質問をよく受けるようになりました。 私は、「日本はあと20年経ってもデフレから抜け出せない」と考えています。端的な理由が拙書『サブプライム後の新資産運用』の…

小沢秘書逮捕にCIA

仕組まれたロッキード事件1976年に発覚したロッキード事件も、アメリカが田中角栄潰しのために仕組んだ陰謀である可能性が高い。ロッキード社は、全日空の旅客機に自社の「トライスター」を導入させるため、合計30億円のカネを日本政界工作に使ったと…

2010年の2番底はあるか

2010年に懸念される国内景気の2番底リスク ㈱日本システム評価研究所 不動産鑑定士・SE 山 田 毅 2009.11.03現状で日本経済が緩やかに回復している、というのが大方の認識だ。しかしこのまま順調な回復が続くのかというと依然として雇用悪化やデフレ…

日銀はインフレ誘導出来るか?

今回の日銀の政策について、市場の反応は好意的なものが多い。一時はリフレ的な主張をしていたエコノミストも、最近は実務を理解していわなくなった。日経新聞や経済誌からリフレ派は追放され、残っているのは夕刊紙ぐらいのものだが、ウェブではいまだに素…

果報は練って待て

「果報は練って待て」 本田宗一郎本田宗一郎らしい言葉ですね。本来は 「果報は寝て待て」です。 「ジタバタしなさんな。やるだけのことやったら、じ〜 っとしていろ。そしたら、いい報せが届く」と言うのが 本来の意味です。しかし、本田宗一郎は 「それだ…

G2 にならない

東アジア共同体「実現、長期的視野で」 習・中国副主席 【北京=品田卓】14日から日韓などを訪問する中国の習近平国家副主席は12日、日本経済新聞など日韓の一部報道機関のインタビューに応じ、鳩山由紀夫首相が表明した東アジア共同体構想について「アジア…

アメリカによる戦略的デフォルト

アメリカによる「デフォルト宣言」の可能性は、書籍、ネットでも広範に見られる。 私は、金融アナリストである朝倉慶氏などの予測を参考に、悪化しつつあるアメリカ経済は2、3年後に困窮し、多大なデメリットを覚悟した上で、「戦略的デフォルト」を行使す…

アメリカ国債の崩壊は近いか

アメリカの世界中にある大使館(イギリスを除く。)で現地通貨の1年分の備蓄された、と言うニュースがあった。 ドルが急落しても各国の大使館が困らないように。これが事実だとするとドルの崩壊が近いと思われる。(イギリスはもうすでにドルよりも崩壊に近…

日本、中国、アメリカの国債三角関係はどうなるのか

日本とアメリカと中国との奇妙な三角関係 2009-11-13 | アメリカ、中国日本は、長年、米国債を買い支える事で、アメリカの覇権を支えてきた訳でけど(実際は、アメリカに強制されてだけど) 今は、日本以上に中国が米国債を買って、結果的に中国と日本、産油…

デノミになるか?

昨今の経済対策を見ていると、前向きな需要創造が見られないのが残念です 今のような不況期には、緊急融資・特別融資という対策が必ず実施されますが、企業サイドから見れば、借金が増えるだけです 元気な人が病気になり、治る自信がないので「もっと即効性の…

これで足りるか?

追加経済対策、7.2兆円で最終調整 政府・与党は7日、2009年度第2次補正予算に盛り込む「緊急経済対策」の策定に向けて最終調整を続けた。政府は財政支出を国費で7兆1000億円とする原案から1000億円積み増した修正案を提示。8兆円台を主張してきた国民新…

事業規模

経済 景気ウオッチ 統計データ 統計用語集 2次補正、事業規模で20兆円程度 政府方針、財政支出は4兆円 政府は2日、2009年度第2次補正予算に盛り込む追加経済対策の事業規模を、20兆円程度とする方針を固めた。国の財政支出である「真水」は4兆円程度で…

2次補正

2次補正、中小向け1兆円支出 融資・保証枠10兆円拡大 政府は30日、2009年度第2次補正予算に盛り込む追加経済対策の大枠を固めた。規模は当初、想定していた2兆7000億円から拡大し、地球温暖化対策として9000億円程度を投じる方針。中小企業の支援では、…

日銀と政府の見識の違い

11月の日銀月報、景気持ち直し「当面緩やかに」 日銀は24日発表した11月の金融経済月報で、景気の先行きについて「持ち直しを続けるが、当面そのペースは緩やかなものにとどまる」との認識を示した。現状判断を上方修正したため、前月の「持ち直していく」と…